参加歯科医院インタビュー
大阪府枚方市にある三上歯科クリニックは、院長の淑子先生、副院長の豊先生、そして、ミャンマーボランティアツアーにもご参加いただいた博子先生がいらっしゃる、地元では有名な歯科医院さん。
2010年よりご家族でTOOTH FAIRYをご支援いただいております。
(左から、博子先生、淑子先生、豊先生。とっても仲の良いご家族です)
患者様向けの催し物用のリーフレットに、TOOTH FAIRYをご紹介いただきました!
もともと金属をご寄付いただき、TOOTH FAIRYご支援していただいておりましたが、院長ご夫妻の長女である博子先生がミャンマーボランティアツアーに参加されたことをきっかけに、活動への思いも変わったそうです。
実際にミャンマーに行った博子先生は、
「ボランティアと聞いたら"助けてあげる"という気持ちが今までならあったように思っていましたが、ミャンマーに来てそんな気持ちは吹っ飛びました」と、笑顔で仰りました。
歯科医院のない村での口腔ケアボランティアでは、
子どもたちや村人に口腔ケアの概念を伝えることも大切。
博子先生は模型を使った歯みがき指導を行っていただきました。
「それまでは遠く感じていたミャンマーへの支援も、実際に現地に訪れると、一生懸命に毎日を過ごし、私たちを心底歓迎してくれる人達と触れて、心があたたかくなり私も子供達をサポートする大人の一員という気持ちになりました。これからも私にできることでサポートしていきたいと思います」
ミャンマーの子どもたちの笑顔を懐かしく思い出しながら、語っていただきました。
ありがとうございました!
(インタビュアー:小村)
▼三上歯科クリニック詳細情報
http://tooth-fairy.jp/search/detail.php?id=T03073
▼三上歯科クリニック ホームページ
http://www.mikamishika.com/index.html
三上歯科クリニック/三上淑子先生・三上豊先生・三上博子先生の詳細情報へ
白を基調としたインテリアに、観葉植物の緑のコントラスト。
モデルルームのようなこちらの部屋は、TOOTHFAIRY参加歯科医院、ハートデンタルクリニック(宮崎県都城市)さんの待合室です。
同クリニック院長で、ミャンマーでの歯科医師によるボランティアにもご参加いただいた、葉清貴(ようきよたか)先生にお会いしてきました。
葉先生を一言で表すと、とにかくアツイ!九州男児!
歯科医師としても患者さんの治療に熱く取り組む一方、ボランティアへの想いも人一倍です。
「ずっとボランティアをしたいと思っていましたが、機会がありませんでした。
ある時、TOOTH FAIRYのミャンマーの記事をみて、"これだ!"と思い参加しました。」
2015年1月に実施した、ミャンマーでのボランティアツアーに参加された
きっかけをお話しいただきました。
「TOOTH FAIRYはとても良い活動だと思っています。
寄付による支援だけではなく、歯科と医科の連携をすすめる重要な場になっています。」
歯科医師にも、患者様にも、TOOTH FAIRYの活動がもっとひろまってほしい、と、
南国宮崎の太陽のような明るい笑顔でお話いただきました。
葉先生、ありがとうございました!
(インタビュアー 小村)
ハートデンタルクリニック/葉 清貴先生の詳細情報へ
2015年5月に開院20周年を迎えた沼澤歯科医院。
ご夫婦ともに歯科医師であり、小児(Ⅰ型)糖尿病児のキャンプにも歯科ボランティアとしてご夫婦そろってご参加いただきました。
院長の沼澤孝典先生より「誰もいないなら協力させていただきます」とお電話をいただき、小児歯科専門医である奥様の由紀先生と共に歯科ボランティアにご参加くださいました。
合併症として歯周病のリスクが高い糖尿病。
「お子さんによってはやはり状態があまり良くなかった。一番は身体なので、出来る範囲で口腔ケアをしてほしい。」とおっしゃっており、キャンプでは口腔チェックと共に一人一人に歯磨き指導やアドバイスもしていただきました。
ホームページでは「歯にいいレシピ」や「こどもの歯Q&A」などの口腔に関する様々な情報を発信しており、季節ごとに発行している「きらピカくらぶ」には、お口の豆知識やワンポイントアドバイスを掲載するなど、予防や口腔管理にも力を入れてらっしゃいます。
http://numadent.jp/
歯科医院以外にも、新庄市にある高齢者介護施設を運営する『特定非営利活動法人ドリーム・ポイント』の代表も務めている孝典先生。
http://www.dreamnest.or.jp/
TOOTH FAIRYの活動についても
「素晴らしい趣旨に賛同し参加しました。ますますTOOTH FAIRYの輪が広がればと願っております。」とあたたかいお言葉をいただきました。
孝典先生・由紀先生、ご協力ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
沼澤歯科医院/沼澤 孝典先生・由紀先生の詳細情報へ
新大阪駅から車で10分。昔ながらのあたたかい雰囲気の商店街を、阪急線沿いに歩いた先に、TOOTH FAIRY歯科医院、江並歯科医院はあります。2015年1月、ミャンマーボランティアツアーに参加した、江並正博先生にお話を伺いました。
―TOOTH FAIRYに参加されたきっかけはなんですか?
これまでもネパールなど海外で独自にボランティアをしていましたが、個人でできる内容に限界を感じていました。
日本歯科医師会が発行する「日歯広報」に同封されていたTOOTH FAIRYのリーフレットをみて、たくさんの歯科医師が集まればできることがあるのでは、と思い、参加しました。
―ミャンマーでのボランティアに参加していかがでしたか?
子どもたちのむし歯が多かったですね。予防の習慣が根付いてなく、口腔衛生の概念が低いので、今後の課題であると感じました。
そういったものはすぐに啓蒙できるものではありません。例えばむし歯のある子には歯型表を渡し、視覚的に自分のむし歯の場所を教えたり歯みがきの方法を教えたりすると良いのではないでしょうか。
歯科ボランティアに訪れた江並先生を子どもたちが出迎えてくれました。
―TOOTH FAIRYに期待することを教えてください。
海外でのボランティア活動の大変さは経験しています。
個人ではできないことや、行きたくても行けない場所があるので、普段観光客が入ることができない場所に行き、本当に歯科医師を必要としている人々のために活動できることがTOOTH FAIRYの最大の魅力だと思います。
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ミャンマーでの子どもたちの笑顔を思い出しながら、おだやかにお話する江並先生。
最近はお孫さんの子守をされることもあるとか。
お子さんへの愛情にあふれた、あたたかい笑みと情熱を絶やさない先生でした。
(インタビュアー:小村)
江並歯科医院/江並 正博 先生の詳細情報へ
千葉県松戸市にある、いで歯科医院は、院長である井出壹也先生をはじめ、スタッフの皆さん全員でTOOTH FAIRYを応援していただいています。
普段は歯科医師として患者さんと接しながら、得意のマジックは医院に通う子ども達も大喜び!お子さんに大人気の、優しい先生です。
「患者さんの協力ですすめているチャリティなので、現場を見ておこうと思いました」
井出先生はこれまでに、国内では小児(Ⅰ型)糖尿病児のサマーキャンプ、国外ではミャンマーへボランティアとして参加していただいております。
特に、これまでに2度訪問したミャンマーへの思い入れは強く、電気、ガス、水道がなく、飲み水は4キロ先の井戸まで行かないとない山奥の村で、子どもたちや村の人々が歓迎してくれたことがとても印象に残っているとおっしゃられました。
「村の人々の心がとても伝わってきた瞬間でした。日頃感じたことがない、心が揺さぶられる体験となりました。」
いで歯科医院では、医院に通うお子さんを対象とした口腔ケアの教室や、クリスマス会などをとおして、患者様からお預かりした撤去冠などの金属をTOOTH FAIRYを寄付し、子どもの支援に活用していることをご周知いただいております。
「自分にできることなら、協力させていただきたいです」
子どもたちを想うあたたかいまなざしを浮かべながら、TOOTH FAIRYへの意気込みを語っていただきました。
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にこやかにお話する先生や、和気あいあいとした医院の雰囲気がとても印象的でした。
これからもよろしくお願いします。
(インタビュアー:小村)
白衣やエプロンにTOOTH FAIRYバッチをつけたスタッフの皆さんと一緒に!
いで歯科医院/井出 壹也先生の詳細情報へ
住友商事株式会社社内にある住友商事歯科診療所が、TOOTH FAIRYプロジェクトに参加して下さいました。
医院からは晴海の景色が一望できます
住友商事歯科診療所では海外出張前や、海外赴任前や一時帰国の職員の方が診察に訪れたり、帯同家族の相談を受けたりすることが多いということです。
日本では医療制度が確立しているので、どこでも誰でも安心して歯科治療を受けられますが、海外では診療費がとても高い上に、言葉の問題もあるので大変だとのことです。
受付にはTOOTHFAIRYのポスター
歯は健康を支える大切な要素です。世界中で活躍されている職員の方々の想いのつまった金属で、子どもたちの夢が叶います。
ご協力頂き誠にありがとうございます。
鹿児島市の中心地、県庁の目の前にある毛利歯科クリニック。
毛利英樹先生にお話を伺いました。
― Tooth Fairy参加のきっかけは?
日歯広報を見てプロジェクトのことを知りました。治療で取り外した不要金属の活用方法として価値があると感じ、すぐに参加を決めました。
―ミャンマー学校建設プロジェクトについて
とても素晴らしいことだと思います。ミャンマーの子どもたちの笑顔が良いですね。日本とミャンマーの子どもたちが、お互いの国の良いところを学びあえる関係になっていければいいですね。機会があれば是非私もミャンマーの子どもたちに会いに行きたいです。
―小児がん・難病支援について
地域の訪問診療を通じて高齢者へのケアや、ターミナルケアについて勉強していますが、小児がんや難病の子どもたちのケアも本当に大切なことですね。小児ホスピスについては、国内では全くこれからの分野。非常に重い病気を持った子どもを育てている家庭を支え、孤立させない仕組みを、このプロジェクトで実現したいですね。
-Tooth Fairyへのメッセージをお願いします。
歯科医師として地域社会や社会に貢献していきたいと思っています。寄付だけでなく、広い視野を持ったスタッフの育成も大事なことだと思います。歯科治療はもちろん、人間としても常に成長していくことが大切だと考えています。頑張ってください。
―自己鍛錬として護摩行にも励んでいる毛利先生。900回を突破した院長ブログからも毛利先生の継続力とバイタリティーがあふれでています。元気な挨拶と素晴らしい笑顔で迎えてくださったスタッフの皆さんにも心より感謝します。
毛利歯科クリニック/毛利英樹先生 鹿児島県 鹿児島市の詳細情報へ
本日は飯田橋にある前島歯科医院を訪問しました。
良質、上質な診療をこころがけている前島医院、天井が高くとても開放的な雰囲気の医院です。御夫婦ともに歯科医院でもともと色々なボランテイアに参加されていらっしゃるとのこと。本業の歯科医師をいかしてできる社会貢献はなかなかないということでTOOTHFAIRYへ参加して下さいました。
◆歯科医師を志したきっかけは?
もともと父も歯科医師で、父が診療する姿を見て育ちました。
まだ歯科診療がすすんでいなかった韓国で無医村診療を何年も続けて行い、たいへん喜ばれたという話を耳にし、歯科医師になることへのあこがれが強くなりました。
◆ボランテイア活動に興味をもったきっかけは?
父の姿をみていましたので、子どものころから興味を持っていました。一人ができることは限られていますが、仲間と力を合わせると大きな力になると信じています。妻である副院長も幼少のころから、ボランティア活動に関わっていたので二人の共通話題でもありますね。国際歯科学士会(ICD)日本部会という組織にも入っており、そこでは活動の一つとして各国のICDを通じてボランティアの支援などもしております。
◆前島医院の特徴を教えてください。
患者さまに満足して頂く診療を心がけています。空間の気持ちよさもそうですし、
通り一遍のお付き合いではなく1対1のお付き合いをとても大切にしています。
歯の健康は体の健康にもつながっておりますし、健康を通じてスマイル促進を進めています。地域の皆さんが元気ですごせるように、地域の未来に貢献していきたいですね。
◆ミャンマーや小児難病と闘う子どもたちへのメッセージをお願いします。
子どもたちに教育の機会があたえられることで、国が発展していくことを祈っています。
自分自身も中国大連で歯科診療の勉強??をし、視野が大きく広がりました。
子どもは未来です。子どもたちも秘めた可能性を最大に生かしていって欲しいですね。そのための協力を私たちは全力でします。
◆TOOTHFAIRYプロジェクトへの期待
一般の方に歯科医師がこのような活動もやっているということを知ってもらえるといいと思います。歯科医師自身が前にでてPRしていくのはすごく難しいと思います。
豊かな時代だからこそ、忘れられてはいけない存在を守るために微力ながらサポートし続けていきたいです。
インタビュアー(山崎):前島先生、お忙しい中御時間頂きありがとうございました。
美男美女の素敵なご夫婦で、憧れます。今後ともTOOTHFAIRYをよろしくお願いします。
伊東歯科口腔病院は、入院ベッド25床がある日本でも随一の歯科病院です。
今回、伊東隆利院長、伊藤三樹男先生にお話し及び院内をご案内いただきました。
病院長のお父様も歯科医で、昭和14年に「伊東歯科医院」としてスタートし、昭和50年には入院ができる有床の歯科医院となりました。
当時から「歯だけではなく、舌、顎、歯茎も診る」という現在歯科全体で進めている方向性を既に持っていたとのことでした。
そして、2009年5月に「伊東歯科口腔病院」という現在の形になりました。
院長はその必要性を「歯科大学は全国16の都道府県にしかない。熊本県には歯科大学がないことから、専門的かつ総合的な歯科医療が行える拠点が必要と感じていた」とお話されました。
提携先の歯科医院がずらり
現在は「開放型病院」「地域歯科診療支援病院」の指定も受けており、開放型になったことにより、提携している350ほどの歯科医院の先生が高度な治療をしたい時などに、ここの施設やマンパワーを利用できるそうです。24床のうち、5床のベッドはそのためにあるとのこと。また「地域歯科診療支援病院」として、歯科のノウハウが集まる拠点ともなっています。
開放型のベット
手術室
TOOTH FAIRYについても、熱心に取り組んでくださっており、「歯の使い道を患者さんに言うととても喜ばれます」と、これからの応援も約束してくださいました。
ミャンマー学校建設や小児難病支援プロジェクトについても熱心に質問していただいた伊東先生。
今後ともよろしくお願いいたします。
伊東隆利病院長と伊藤三樹男氏
伊東歯科口腔病院/伊東隆利病院長 熊本県熊本市の詳細情報へ
現在、日本歯科医師会の広報委員を務められ、また鹿児島県歯科医師会でも情報・広報・対外PR担当理事として、TOOTH FAIRYの周知にも尽力いただいている西園先生。
鹿児島市北部の田園地帯にある医院を訪ねました。
―――歯医者さんになられたきっかけは何ですか?
高校2年の進路選択時は何となく文系に進んだのですが、高校3年で理系に転進して、真剣に進路を考える時期になって、父親は建具屋ということもあり細かい作業が好きだったので、歯学部を選びました。
―――なぜこちらに開業されたのですか?
生まれはもっと鹿児島市内の中心部だったのですが、歯科医師になってすぐの頃、義歯の治療をすることが多く、義歯に自信を持ちました。そこで高齢者の多い郊外での開業を決めました。
―――どのようなことを心掛けて治療に当たってますか?
一人一人の患者さんに合わせた治療をしたいです。
それは、患者さんの希望だけに沿う、という意味ではなく、一対一の人間同士として、向き合いたいということです。
そのために東洋医学の考え方が大切だと思っています。
それは一見関係のなさそうな生活や体の全体も見ていくということです。
引き出しが多い方が、対応の幅が広いですからね。
ただ、必ずしも利益にはつながらないですが(笑)
―――ご寄付はもちろん、いつもTOOTH FAIRYのPRもしていただきありがとうございます。
県の対外PR委員会の重点目標の中で、代議員会などの会議の場でTOOTHFAIRYをPRしています。県内で100医院が当面の目標です。
―――そもそも、TOOTHFAIRYに登録したきっかけは?
透明性ですね。使い道がしっかりしていそうなイメージがありました。
―――TOOTHFAIRYへの要望等はありますか?
システムとしてはとてもよくできているし、日歯広報にも定期的に付録が入っていてPRもしている。
ただもっとミャンマーの学校建設であるとか小児ホスピスであるとか素晴らしいお金の活用の仕方を多くの先生に知らせてほしい。
あとは、歯の妖精のお話をもっと沢山の人に知ってもらいたいですね。
―――先生が個人的に関心のある社会課題は何ですか?
やはり食の問題ですね。食育。
値段は高くても、添加物とか農薬に配慮されたものが作られ、売れるように進んでいってほしいです。
インタビューの途中でTOOTH FAIRYを盛り上げるアイディアも出てきました。
まだここには書けませんが、実現することを楽しみにしています。
本日はありがとうございました!
西園歯科/西園 直幸先生 鹿児島県鹿児島市の詳細情報へ
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