ミャンマーは世界の最貧国?
TOOTH FAIRY学校建設プロジェクトのお相手はミャンマー。皆さんはどんな国だかご存知ですか?
かつては軍事政権だった国、麻薬に汚染された危険な国、複雑な民族問題を抱え、世界から孤立し、発展から取り残された最貧国。
メディアが取り上げたニュースからそんなイメージだけを持つことが多いかもしれません。しかし、実際のミャンマーで受ける印象はずいぶん違います。
ミャンマーは、2011年に民政への移管を決定し、2016年には、アウンサンスーチー氏を中心とした新政権が発足しました。
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれ、特に都市部では世界各国から活発な経済投資や政府のインフラ投資でにより、急速な経済成長が進んでいます。
都市部と農村地域や少数民族地域との経済格差は現在のミャンマーにとって最大の課題ですが、一方、そこに住む人々は、素朴で控えめ、信心深く親切なので、犯罪は非常に少なく安全な町です。
子どもたちは両親と先生を敬い、学校にはイジメも不登校も学級崩壊もない。家族を愛し、村を愛し、自分の民族に誇りを持つ人々。心豊かな最貧国、それがミャンマーです。
ミャンマーの子どもたちは、いま、たしかに私たちの支援を必要としています。しかしそれは一方通行の支援ではなく、ミャンマーの子どもたちから学ぶこともたくさんあります。
TOOTH FAIRY学校建設プロジェクトに参加し、魅力いっぱいの国ミャンマーとの交流を楽しんでください。
我が子にかける教育の熱はいずこも同じ。
電気が通っていないミャンマーの僻地の農村でも変わりません。小学校がない村でも、僧院が寺子屋の役割を果たします。この結果ミャンマーの識字率は非常に高く、知る人ぞ知る読書大国です。
小学校は公立ですが、多くの場合学校を建設する費用は村で用意しなくてはなりません。
先生は薄給で、村の不便な生活に馴染めないこともあります。村では先生の給料を補填したり、食料や油を差し入れるなど、良い先生を村に引き止める苦労もあります。
また、小学校があっても中学、高校が村にないことが多く、高等教育を受けるには学校がある村まで何時間も歩かなくてはならず、進学を諦めざるを得ない子どもたちがたくさんいます。
TOOTH FAIRY学校建設は、村の子供たちにより高等教育の機会を届けます。多くのことを学んだ優秀な若者が、村の課題を解決していくリーダーに育っていくことを応援してください。