■ミャンマーだより<vol.19>■
2023年8月31日
スクールプロジェクトを進めているミャンマー現地の様子を
月に1度、紹介している『ミャンマーだより』
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今回は「自立プロジェクトで建設された校舎の落成式」です。
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ミャンマーで活動しているARTICのプロジェクトでは
1年目に村人が建設費の1/4を負担して学校建設プロジェクトに参加することから始まり、
2年目に村人から集めた資金を返還し開発プロジェクトへと移行します。
そして3年目以降は村人たちだけの力で自立プロジェクトで自走していきます。
パンタノウ・タウンシップのべービンセンナ村では
2016年の学校建設後に開発プロジェクトとして高校生の寮運営を実施し、
2020年にはBranch高校から正式な高校へ昇格を果たしました。
コロナやクーデターの影響で学校建設が中断していた2年ほどの間に
物価高騰の煽りを受けて建設費用は膨らんでしまいましたが、
村は学校建設だけでなく、幹線道路に繋がる新道路の建設も行いました。
3年目以降の自立プロジェクトで2階建ての新校舎を建設した村は
3ヶ所しかなく、この村の団結力や自立心の高さをうかがえる結果となりました。
長年ミャンマーで支援活動を行ってきたARTIC平野さんにとっても
ベスト5に入るモデル校といっても差し支えない学校となりました。
同校の更なる発展を今後も期待しています。