■ミャンマーだより<vol.10>■
2022年5月18日
スクールプロジェクトを進めているミャンマー現地の様子を
月に1度、紹介している『ミャンマーだより』
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今回は今年度2校目となる高校の落成式までの道のりをお届けします。
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青空の下行われたガプードータウンシップ、ループーBranch高校の落成式
この学校はヤンゴンから車で8時間半かかる、ラカイン州との境にあるラカイン山脈の
南側にあるため、月1回の学校建設モニタリングに行くにも3日がかりとなる場所にあります。
ミャンマー政府も毎年各州・管区に学校を建設していますが、
へき地は採算が合わず、建てに行く業者もないため学校建設から取り残されている状況でした。
スクールプロジェクトは学校建設の1/4を村人が協力し合って調達する仕組みですが、
コロナ禍の外出制限が影響して収入が減ってしまい、目標金額に届かない結果に、、
幸い、今回はへき地であることが功を奏して、土地の価格などが抑えられたので
他の村と比べても遜色ない校舎を建設することができました。
今後は図書館活動を充実させ、勉強だけでなく生徒の意識向上にも力を入れていく予定です。
読書は「知識」と「思考力」の両方を伸ばすと言われています。
TOOTH FAIRYの活動が、ミャンマーの子どもたちの成長支援を通して
安定した国の発展に繋がることを期待しています。