インレー湖特集(3):トマト栽培
2010年8月23日
ミンガラー
更新が遅れてしまいすみません。今回も前回に続きましてインレー湖の紹介です!
インレー湖のもう一つの名物「浮島栽培」です!!
主にトマトが作られており、浮いている島の上に栽培しているので、「浮島栽培」とも呼ばれています。このトマト、商品作物として、街などに売られます。インダー湖内のレストランAnne's Hotelでいただきましたが、甘くて、ぎゅっと濃厚な味がしました。
浮島の作り方
ミャンマー語で「チョンミョン」
(1)最初に沢山の竹材を 編んで、筏のように作る。筏の形は正方形と長方形の2種類がある。
(2)正方形は移動しにくく、長方形は移動しやすいとのこと。よって長方形の形を作るのが多い。
(3)作った筏の上に根が付いたままの水草を置く。その上に泥、土を混ぜて乗せ、固める。
(4)筏が流されないように、長い竹の棒で、湖の底に固定させます。きちんと固定しないと流れて行ってしまうことも!!その後、半年ほど放置する。
(5)土が固まれば、腐った水草が養分となり、野菜が栽培できるような状態になる。最も有名な野菜はトマトです!!他にもキュウリ、ナス、カリフラワーが栽培されています。
インダー族の生活の知恵が生かされていますよね!
でもこの「浮島栽培」、肥料のせいで川の魚が死んだり、水が汚くなり、飲料水の確保が難しくなっているそうです。上手に環境と付き合っていくことも持続可能な生活をする為に必要ですよね