ミャンマーの視覚障害者が働く医療マッサージ店へ
2010年7月23日
ヤンゴンで視覚障害者の方が働くマッサージ店「GENKY」に行ってきました。
日系企業が多くはいっているSAKURA TOWER 5Fにあり、1時間の全身コースでお値段は6000チャット(600円程)。
担当してくださったThetさんの技術はお見事で、マッサージの後は全身がすっきり軽くなりました。彼は一番人気のマッサージ師らしく、日本人から医療マッサージの技術指導を受けています。
(写真から担当者を選びます)
このマッサージ店を設立したのは西垣 充さんという日本人の方。
設立理由は
「ヤンゴン盲学校のマッサージ施設を訪問した際、施術者の技術と要望から設立を思い立ち、盲学校が旧日本軍司令部跡地との関連性もあること」からとのこと。
設立趣旨としては:
1.ミャンマー全国に住む視覚障害者の方々の就業機会創出
2.ミャンマー全国に住む視覚障害者の方々の独立支援
3.ミャンマー全国に住む方々への健康支援
4.ミャンマー全国に住む方々と視覚障害者の方々の相互理解と交流
5.日本の方々とミャンマーの視覚障害者の方々との相互理解と交流
(新聞でも紹介されています)
「障害を持った自分でもお客様にありがとうと言われ、誰かの為になっていることがうれしい」とお話しされ、
生き生きとお仕事をしていらっしゃる姿が印象的でした。
日本財団はアジア太平洋地域の途上国に、視覚障害者が、医療マッサージの専門家として就業できる体制を整備することを目的としているAMINを助成しています。