若者世代の小児がん患者へのサポートプログラム若者世代の小児がん患者へのサポートプログラム
難病であっても、思春期は誰にでも来るものです。みんなと一緒のことがしたいけれど、身体的に無理があるという若き難病者のケアは、国内ではまだ手が回っていない状態です。
そんな悩みを持つ難病ティーンエイジャーのために、主に中高生など思春期、若成人期の小児がん患者を対象として、日常生活を送る上での悩みを抽出し、ケアプログラムを作成します。
この世代のがん患者には、進学や就職などのライフイベントが待ち受けているものの、闘病生活による制約により困難を伴うことが多く、退院後の社会復帰に支障をきたすことがあります。本事業の実施により対応策の検討を行い、小児がん患者の退院後のQOL向上を図ります。
また、同じ難病を抱える同じ世代の友達ができることで、普通の10~20代のような、悩みを相談しあえる環境も作ることができると考えています。