現在、日本歯科医師会の広報委員を務められ、また鹿児島県歯科医師会でも情報・広報・対外PR担当理事として、TOOTH FAIRYの周知にも尽力いただいている西園先生。
鹿児島市北部の田園地帯にある医院を訪ねました。
―――歯医者さんになられたきっかけは何ですか?
高校2年の進路選択時は何となく文系に進んだのですが、高校3年で理系に転進して、真剣に進路を考える時期になって、父親は建具屋ということもあり細かい作業が好きだったので、歯学部を選びました。
―――なぜこちらに開業されたのですか?
生まれはもっと鹿児島市内の中心部だったのですが、歯科医師になってすぐの頃、義歯の治療をすることが多く、義歯に自信を持ちました。そこで高齢者の多い郊外での開業を決めました。
―――どのようなことを心掛けて治療に当たってますか?
一人一人の患者さんに合わせた治療をしたいです。
それは、患者さんの希望だけに沿う、という意味ではなく、一対一の人間同士として、向き合いたいということです。
そのために東洋医学の考え方が大切だと思っています。
それは一見関係のなさそうな生活や体の全体も見ていくということです。
引き出しが多い方が、対応の幅が広いですからね。
ただ、必ずしも利益にはつながらないですが(笑)
―――ご寄付はもちろん、いつもTOOTH FAIRYのPRもしていただきありがとうございます。
県の対外PR委員会の重点目標の中で、代議員会などの会議の場でTOOTHFAIRYをPRしています。県内で100医院が当面の目標です。
―――そもそも、TOOTHFAIRYに登録したきっかけは?
透明性ですね。使い道がしっかりしていそうなイメージがありました。
―――TOOTHFAIRYへの要望等はありますか?
システムとしてはとてもよくできているし、日歯広報にも定期的に付録が入っていてPRもしている。
ただもっとミャンマーの学校建設であるとか小児ホスピスであるとか素晴らしいお金の活用の仕方を多くの先生に知らせてほしい。
あとは、歯の妖精のお話をもっと沢山の人に知ってもらいたいですね。
―――先生が個人的に関心のある社会課題は何ですか?
やはり食の問題ですね。食育。
値段は高くても、添加物とか農薬に配慮されたものが作られ、売れるように進んでいってほしいです。
インタビューの途中でTOOTH FAIRYを盛り上げるアイディアも出てきました。
まだここには書けませんが、実現することを楽しみにしています。
本日はありがとうございました!
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