震災遺族の方々へお見舞金の支給を開始しました

kaaaaaaaaaaaaaaa.jpg4月4日より宮城県石巻市をかわきりに震災遺族の方々への5万円の支給を開始しました。初日は434人の遺族や親族に計644人分が贈られました。警察庁によると同日現在、大震災の被災者は死者12087人、行方不明15552人に上っており、日本財団では地元市町村やボートレースを施行する自治体の協力を得ながら、態勢が整った地域から早急に支給したいとしています。

 

石巻市の亀山市長は「被災者は長い避難生活を強いられており、こうした支援は有り難い」と地元自治体の長として感謝の言葉も述べられました。77歳の母が行方不明という52歳の女性は「家は流され土台だけになった。母が土砂の中に埋まっているのか、それとも海に流されたのかも分からない」と涙を流されました。また湊小の会場で妻(68)と長女(37)、孫(14)の3人分の見舞金を受け取ったタクシー運転手は(70)は「会社に車を置きに行っている間に地震と津波に襲われ、一度に3人を亡くした。家のローンも払い終わり新しい生活をスタートしようとした矢先だった」と肩を落とす姿も見られました。

 

弔慰金・見舞金の支給は3会場とも6日まで行い、以後、地元市町村などの協力を得ながら準備が整った地域から順次、支給を開始する予定です。日本財団では作業終了の目安を6月前後に置いていますが、死者・行方不明者が出ている自治体は全体で100近い市町村に上っており、1日も早い支援につながるよう詰めの作業を急いでいます。
 

NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110404/k10015088611000.html
 

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