先日愛知県歯科医師会「DNA採取保管事業」の話し合いに参加してまいりましたのでご報告いたします。
前回もブログでご紹介いたしましたが、愛知県歯科医師会では「DNA採取保管事業」を進めています。
今回の東北地方太平洋沖地震では多くの方がお亡くなりになり、本来は身元確認の為に歯型照合を行います。治療痕などを生前のカルテて照合していくのですが、今回の震災の場合歯科医も被災し、津波でカルテも紛失しているケースが多いとのことです。
そのため今後は口腔から採取した粘膜によるDNA鑑定を進めていく予定のようです。
誰もが予期しなかった今回の震災、DNA鑑定の大切さが改めて再認識されました。
第一戦で歯科医師としての使命を全うされている先生方には頭が下がる思いです。
「いま私たちが動かなければ、歯科医師として存在している意味がない」と話された先生のお言葉がとても印象的でした。
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