愛知県歯科医師会が事業展開を行っている「DNA採取・保管事業」。
1986年(昭和61年)に日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落した事故や1994年(平成6年)に名古屋空港で中華航空エアバス機が墜落炎上した事故は、歯科的所見が決め手となって身元確認がされたとのことです。しかし9.11では崩壊した瓦礫の中から歯科的所見を見つけることはとても難しく、未だに身元がわからないものもあるそうです。
仕事柄海外出張も多く、東京はいつ大地震が起きてもおかしくないので、自分の為、家族の為に私も自分のDNAを採取しに行ってきました!
訪問したのは「愛知県歯科医師会館」。名古屋のテレビ塔の近くにあり、名古屋駅からのアクセスもいいです。
「DNA採取って痛いのかな?」とドキドキしながら会場へ。
まずは個人情報の記入。名前、住所など記入し、身分証明書としてパスポートか健康保険証を提示します。
このシートに私のDNAをつけて保存するそうです。
担当してくださった中村先生。
採取方法は専用の綿棒を唾液をためた口の中にいれて上下に10回程度ゴシゴシするだけです。
まったく痛くもなく、あっという間に終わります。
恥ずかしながら大口写真撮って頂きました。
唾液のついた綿棒を先ほどのシートにペタペタつけて あっという間に完了。
同意書にサインして
厳重に封をして私のDNAが採取されました。一つは愛知県歯科医師会が委託している警備会社で保管。
もう一つは自分か家族に保管してもらいます。保管期間は6年間です。
現在、DNA採取を行っている方は約1200名ほどで警備会社にお勤めの方や、消防士の方が多いそうです。
いのちのリスクが高いお仕事をされている人ほど需要は高いですが、どなたでも事故や事件に巻き込まれる危険はあると思います。
皆さんも是非ご自身の為、ご家族の為にDNAの採取・保管を行ってみてはいかがでしょうか?
私もこれで、海外出張も安心です(笑)
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詳しい内容に関しましては
⇒愛知県歯科医師会事務局総務課(052-962-8020)にお問い合わせください。
DNA採取を行っている最寄りの歯科医院を紹介して頂けるそうです。※採取・保管費用として10,500円(税込)程度が必要となります。