ミャンマーでとても珍しい織物を見つけました。
何か植物の茎を折っているなと思っていたら、茎に含まれる繊維を取り出していました。
なんとこの植物、ハス(蓮)の茎です!写真で見えますか??
すごく根気のいる作業です。
絹よりも高価な素材として扱われており、ミャンマーでも珍しく貴重なものだそうです。一回折っただけでとれる繊維はほーーーーんの僅かな長さ。作業を繰り返して長さを出していきます。それでも一日この作業を繰り返してもつくれる糸の量はわずかです。その糸はいろいろな色に染められ、その糸を使って一枚の布をおっていきます。
シャン族の中でもこの織物を織れる人はごく僅かになったそうで貴重な人材です。もともとお坊さんに寄進する神聖なものですが、今では観光客向けにもストールを作ったりと商品化していました。
とても植物の繊維からとは思えないぐらい手触りがよかったです
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