小児ホスピス「小児ホスピス」ってなに?

治療しながら、家庭の延長
として生活できる場所

現在の日本における小児医療は危機的な状況にあります。

日本は世界最高水準の医療技術を持ち、そのため以前ならば救えなかった重症な子ども達を助けることができるようになりました。反面、医療機器によって生存する子ども達を急激に増やすことになっています。

これらの子ども達は、NICU(新生児集中治療室)やPICU(小児集中治療室)で初期治療を受けることが多いのですが、そこから出ることができずにいます。首都圏のNICU(新生児集中治療室)は常に満床状態で、新たな新生児を受け入れることができないために、2008年報道等で取り上げられている『妊婦のたらい回し』といったような問題が起きています。

では、どうしたら良いのか?

これらの子どもたちを本来、子どもたちが育つべき家庭や地域に帰してゆくのです。そのために、家庭や地域で、これらの子どもたちや家族を支える仕組みを作る必要があります。そのような在宅支援の仕組みの一つがレスパイトケア(子どもと家族の休息)を提供する子どものホスピスです。

「海のみえる森」とは日本で初めての子どものホスピスです。

ホスピスは、がんなどの治らない病気の方が、そこで亡くなるために入る施設と思われている方が多いようですが、子どものホスピスは、生まれつきの重い障害や治らない病気で生きられる時間が限られた子どもとその家族を支えるための休息(レスパイトケア)のための施設であり、子どもと家族が活き活きと過ごせる「いのちの時間」を提供します。

子どものホスピスは病院ではなく、家庭の延長です。そこでは家庭で行うケア以上の医療行為は行いません。医師が常駐することはありませんが、看護師が常駐して家族の代わりにケアを行います。

小児ホスピス

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