―新モン州党訪問―その3

11月23日は悪路のため予定通りの行程が消化できず、新モン州党学校に一泊した。昨夜は午前0時の就寝にもかかわらず朝5時起床。同行諸氏や兵士の激務を考えると、彼等の睡眠不足は明らかで、本当に申し訳ない気持ちで一杯であった。

 

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豪雨の中でも前へ前へ

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やむなく途中の学校の施設に宿泊



昨日は午後から豪雨で、トヨタのピックアップ車の後部は兵士の懸命な水出し作業もむなしく、厳重にシートを被せてあったスーツケースも荷台に溜まった水が入り、森祐次のスーツケースは開けてビックリ! 衣類は全て水浸しになってしまった。この後クアラルンプールに行く予定の彼に衣類の替えはなく、着の身着のままの状態で唖然と立ち尽くす。アフリカ、コソボ、その他と、歴戦の勇士も型無しの状態になってしまった。幸い私のスーツケースは半分助かり、日頃お世話になっている森祐次に、謹んでパンツ二枚を進呈した。

 

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森祐次のスーツケースの中身はあえなく全滅



午前7時、朝食の準備が整ったところに、5時に起床し2時間かけて新モン州党の最高責任者である議長が幹部を従えてジャンパー姿で到着した。簡単な朝食後、場所を移動して会談に入った。

テーブルをはさんで初対面の議長と正対した。私の持論である多民族国家ミャンマーの真の民主化には、少数民族武装勢力を含む諸民族の団結なくしてあり得ないこと、多民族国家であることを誇りに思って停戦、和解への道を進むよう説得した。

議長は賛意を表明し、12月20日、モン州への日本財団の緊急支援物資の引渡し式には、新モン州党の最高責任者として停戦ラインまで出て来て出席すること、来年1月16~19日、日本財団で行われる第2回ミャンマー少数民族武装勢力による会議への出席も了承の上、我々の遠路の訪問に謝意が表明された。

双方合意したところで散会し、午前8時には国内避難民施設や病院視察のため、会談場を後にした。
(つづく)

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